[Android] Android Studioをセットアップする(Mac版)

ここではAndroid Studioのセットアップ手順について解説していきます。
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目次
前提条件
- 「AppleのJDK6をインストールする」が実施済であること
- 「OracleのJDKをインストールする(Mac編)」が実施済であること
- 「Android Studioをインストールする(Mac版)」が実施済であること
1. Android Studioを起動する
Mac版のAndroid Studioでは、AppleのJDK6をAndroid Studioの起動用に、OracleのJDK7以上をAndroidアプリのビルド用として利用されます。そのため、あらかじめインストールしておく必要があります。

アプリケーションフォルダにある「Android Studio.app」を実行します。起動確認のダイアログが表示されるので「開く」を選択します。
NOTE : 警告ダイアログが表示された場合
警告ダイアログが表示され、「開く」ボタンが表示されない場合はシステム設定の設定を変更する必要があります。
システム設定から「セキュリティとプライバシー」を選択し、「Mac App Storeと確認済の開発元からのアプリケーションを許可」にチェックを付けてください。


Android Studioの以前のバージョンから設定を引き継ぐかを問われます。
今回は引き継ぎなしなので「I do not hava a previous … 」にチェックをつけ「OK」ボタンをクリックします。
2. Android Studioをセットアップする

セットアップウィザードが表示されます。ここでは「Next」ボタンをクリックします。

セットアップ方法について問われます。今回は「Standard」を選択し「Next」ボタンをクリックします。

セットアップを進めるためには、インストールする全てのパッケージに対して同意する必要があります。
左メニューから各パッケージに対して「Accept」を選択します。全てのパッケージに対して「Accept」を選択すると、「Finish」ボタンがクリックできるようになりますのでクリックします。
するとパッケージのダウンロード、インストールが開始されます。

全てのパッケージのインストールが完了しました。「Finish」ボタンをクリックしましょう。

「Welcome to Android Studio」の画面が表示されていればセットアップ完了です。
3. コマンドライン用に実行パスを通そう
コマンドライン(ターミナル)でAndroid開発に必要なコマンドを使うために実行パスを通します。実行パスを通すためには、/Users/<user_name>/.bash_profile
のファイルにディレクトリパスを追記する必要があります。
Finderからは非可視のファイルなので、ターミナルから「vim」等のコマンドから追記する必要があります。
まずアプリケーションのユーティリティフォルダからターミナルアプリを起動します。以下のコマンドを実行すると現在のフォルダ階層が確認できます。
pwd
現在のディレクトリが/Users/<user_name>/
であることを確認できたのであれば、以下のコマンドを実行し、vimエディタで.bash_profile
を開くきます。
vim .bash_profile
「i
」と打つとvimが編集モードになります。そして以下の文言を追記します。
export PATH=$PATH:/Users/<user_name>/Library/Android/sdk/platform-tools export PATH=$PATH:/Users/<user_name>/Library/Android/sdk/tools
追記した後、ESCキーを押しvimの編集モードを解除し、「:wq
」と入力した後にENTERキーを押すことで上書き保存しvimエディタを終了します。ターミナルを再起動後、
$ adb version
と打ってみてください。
$ Android Debug Bridge version x.x.xx
と表示されていることで、無事にパスが追加されていることが確認できます。以上でセットアップは終了です。