[Windows] 「ファイル」メニューを作成する

ここでは「ファイル」メニューにあるべき、「新規」「開く」「上書き保存」「名前を付けて保存」の4メニューを追加していきます。
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目次
前提条件
- 「テキストボックスを追加する」が実施済であること
動作確認環境
- Windows10 64bit
- Visual Studio Express 2015 for Windows Desktop
1. ファイルメニューを作成する
ここではファイルメニューを作成します。
追加するメニューは、「新規」「開く」「上書き保存」「名前を付けて保存」の4つです。

メニューを挿入したい箇所で、右クリックしてメニューを表示し、「挿入」→「MenuItem」を選択します。
今回は以下の4つのメニューを追加します。
No. | Textプロパティ | Nameプロパティ |
1 | 新規(&O) | MenuItemFileNew |
2 | 開く(&O) | MenuItemFileOpen |
3 | 上書き保存(&S) | MenuItemFileSave |
4 | 名前を付けて保存(&A)… | MenuItemFileSaveAs |
Note : 「名前を付けて保存」の後ろに「…」(半角ピリオド3つ)を付けています。これは、このメニューを選択した後に、ダイアログで何らかの作業が必要であることを意味しています。Windowsアプリケーションの慣習の1つです。
結果は以下のとおりになります。

以上が、メニューを挿入する方法の説明になります。
2. セパレータを挿入する
表示するメニューが増えると、メニュー項目を見つけ辛くなってきます。ここではメニューを見やすくするためにセパレータ(区切り線)を挿入する方法について説明します。

セパレータを挿入したい箇所を選択し、右クリックでメニューを表示し、「挿入」→「Separator」を選択します。

上図のようにセパレータが挿入されます。「Name」プロパティは「MenuItemFileSeparator1」を設定します。
以上がセパレータを挿入する方法の説明になります。
3. プログラムを実行して結果を確認する
これまでの手順の実行結果は以下の通りです。

新たに4つのメニューが追加されていることが確認できます。
次回は「メニューにショートカットキーを割り当てる」です。